第12期ご挨拶
猛暑はひと段落したものの、自宅近くの小石川植物園からは未だセミの声も聞こえる秋の日です。ともあれ皆様におかれましては2週続く秋の3連休で鋭気も養われ、お元気でご活躍のことと存じます。
さて、おかげさまで2019年8月度の決算を無事に終え、新たに第12期を迎えることができました。これも弊社を支援してくださるクライアント医院様、スポンサー企業様のお力添えがあってのことと感謝申し上げます。
「生活者と歯科医院のまん中で、新しい豊かさと快適さを考えること。そして生活者にも歯科医院にも喜びと活力を与えることに尽くすこと。」私が歯科業界に関わってきてから、クレセルを立ち上げてからも、この精神はまったく変わることはありません。
しかし生活者も歯科医院も生き物です。たえず揺れ動き、変化し続けています。そのまん中で、「今、何をもって最良とするか。何が一番幸せか」を考え続けるには、自らをアップデートしていくしかありません。その時その時代に合わせて自らも組織も革新し続けなければ、最良は生まれません。最良を出すことでパートナー化は深化していくものと考えております。
2017年に立ち上げたウェブサイトの「コミュニケーション・ギア」は、生活者と歯科医院のまん中でパートナー化を進めてきました。これからはさらに産業の健康経営を反映させて、三者のまん中でパートナー化を深化させていきます。そうすることによって、実業化した歯科業界に風穴を開け、社会から社会事業者として評価される歯科医院を増やしていけると考えるからです。
人の革新は創造性の革新です。組織と合わせて、そのエンジンとしての創造力をどうパワーアップするか。三者のまん中で新しい価値創造を実現するサービスは、創造力なくしては不可能です。「三者の満足を創る。三者の喜びを創る。三者の幸せを創る。」まん中に位置していくには、創造性の信頼を積み上げ続ける以外ありません。
アイディア職人集団として、創造性を磨いて、磨いて、磨き続けます。
どう変化に対応するかではなく、どう新しい変化を創っていけるかが勝負です。
日本マラソンの父、金栗四三さんを生んだ東京高等師範学校(現筑波大学)のお膝元にある弊社は、金栗さんの言“体力・氣力・努力”をもって生活者と歯科医院のまん中で、新しい豊かさと快適さを考え続けていく所存です。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。
クレセル株式会社
代表取締役 伊藤日出男