
治療中心と評されてきた日本の歯科医療の現場において、40年前から山形県酒田市の日吉歯科診療所で熊谷崇先生、熊谷ふじ子先生がおこなってきた、う蝕と歯周病の病因論に立脚したグローバルスタンダードな歯科医療のあり方(一般には予防的、メインテナンスを重視とも言われます)の基本(考え方、臨床の実際、ディスカッション)をお伝えします。
詳しくはSATオフィシャルサイトオーラルフィジシャン・チームミーティング2016を開いてご覧ください。
スウェーデンでは口腔健康の管理において歯科医師と衛生士はどういった教育を受けてきているのか、歯周疾患において予防はどこまででき、その限界はどこなのかといったスカンジナビアの歯周病学のオーバービューに加え、学位論文にもなっている欠損補綴におけるインプラントの効果についてお話しいただきます。
Dr. Jan Derks
イエテボリ大学歯周病専門医プログラムを卒業後、Ph.Dプログラムをスタートし2015年に学位を取得。学位論文は” Effectiveness of implant therapy in Sweden”というタイトルで、その一冊の論文集の中に四つの論文が掲載されています。いずれの論文もインパクトファクターの高い雑誌にアクセプトされ、ヨーロッパにおけるインプラント学会でも学生でありながらメインスピーカーを務められています。
「歯科医療におけるプロフェッショナリズム」
プロフェッショナルとは知識と技能の集合体、専門技術で社会の利益と福利に寄与する、つまりプロフェッショナリズムとは社会との契約とされている。David Sternによれば、医療におけるプロフェッショナリズムは、臨床能力・コミュニケーションスキル・倫理的理解および法的理解をベースに、卓越性・ヒューマニズム・説明責任・利他主義の4つの柱で構成されると説いた。
天野先生は2006年に米国医科大学協会総会にて米国における医療プロフェッショナルと出会った。翌年には世界的に最も有名なメイヨークリニックを訪問し、医療倫理とヒューマニズムを意識した医学教育について学ばれた。医療のプロフェッションであるからこそ求められる、守るべき医療規範、医の心とは何かについてお話しいただく。
天野 隆弘先生
今、日本の医療はまさに新しい時代への転換期を迎えている。さまざまな問題を抱え、既存の医療制度のままでは日本の医療は崩壊を免れない。今こそ、これまでの医療から脱却し、イノベーションを起こさなければならない。
近年の一般企業では健康経営として、経営者が従業員とコミュニケーションを密に図り、従業員の健康に配慮した企業を戦略的に創造することによって、組織の健康と健全な経営を維持していくことを会社に求めている。社員の健康増進は就労環境の改善や業績の上昇にもつながるとみて企業に積極的な取り組みを促すように、社員の健康管理を行うために役員級の責任者を置くことを経済産業省も奨励している。
本パートでは医療と企業における様々な連携を通じて、いかに国民を健康に導くのかをディスカッションしていきたい。
<ディスカッション参加者>
医療法人社団日吉歯科診療所 理事長 熊谷 崇
株式会社ナカニシ 代表取締役社長 中西 英一様
株式会社平田牧場 代表取締役社長 新田 嘉七様
富士通株式会社 未来医療開発センター企画室 マネージャー 武久 文之様
いつまでも自分の歯で食事して健康でいたいという国民は以前よりも多くなってきている。特に近年は企業が社員の健康維持のために、口腔メインテナンス費用を一部補助する仕組みが増えてきた。2016年以降はますますこのような取り組みは増加すると予測される。
企業努力によって口腔メインテナンスが受けやすくなる一方で、受け皿となる歯科医院があまりに少ないことが大きな課題となっている。国民のニーズ、そして企業との連携において我々歯科医院はどのように応えるかを考える。
今回は既にメインテナンス自費化に移行したいくつかの医院より、その取り組みにおける課題や解決策、そして今後の展望についてお話ししていただく。
<プレゼンター>
幡野 紘樹(日吉歯科診療所)
畑 慎太郎先生(アップル歯科クリニック)
日時 | 2016/10/15(土)?10/16(日) |
会場 | 酒田市民会館 希望ホール 〒998-0043 山形県酒田市本町二丁目2番10号 >希望ホールへのアクセス |
定員 | 1200名 |
参加資格 | ありません |
参加費 | ・1医院/1企業あたりの参加費です。1医院/1企業あたりの人数、職種に制限はありません。 ・参加費は、お申し込み日時でなく、ご入金の日時で決まります。 ◆オーラルフィジシャン育成セミナー修了、または受講中の医院 |
弁当 | 10/15:1,000円(1個) 10/16:1,000円(1個) |
医療の質を向上させるにあたり、Evidence-Based-Dentistryの重要性は既に多くの歯科医師が知るところとなっています。しかし、 「実際にどのように日々の臨床に取り入れたらいいのか分からない」といった悩みを抱えた方々は少なくなくありません。そのような悩みを解決すべく、How toセミナーが人気を集めているようですが、私たちは医療の本質とは何かを問い続け、より核心に迫った学びを重視しています。本研修では世界基準の科学的 根拠や専門医の存在意義を学び理解することを目的に、症例の評価・医院連携を行うための知識を深めてまいります。
日時 | 2016年6月12日(日)9:00〜16:00 2016年8月7日(日)9:00〜16:00(募集終了) |
会場 | 日吉歯科診療所 研修室 〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-1-16 TEL.0234-22-1837 |
受講資格 | オーラルフィジシャン育成セミナー、または若い歯科医師のためのオーラルフィジシャン育成セミナーを受講した歯科医師 |
定員 | 50名 |
医療の質を向上させるにあたり、Evidence-Based-Dentistryの重要性は既に多くの歯科医師が知るところとなっています。しかし、 「実際にどのように日々の臨床に取り入れたらいいのか分からない」といった悩みを抱えた方々は少なくなくありません。そのような悩みを解決すべく、How toセミナーが人気を集めているようですが、私たちは医療の本質とは何かを問い続け、より核心に迫った学びを重視しています。本研修では世界基準の科学的 根拠や専門医の存在意義を学び理解することを目的に、症例の評価・医院連携を行うための知識を深めてまいります。
日時 | 2016年8月7日(日)9:00〜16:00 |
会場 | 日吉歯科診療所 研修室 〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-1-16 TEL.0234-22-1837 |
受講資格 | オーラルフィジシャン育成セミナー、または若い歯科医師のためのオーラルフィジシャン育成セミナーを受講した歯科医師 |
定員 | 50名 |
医療の質を向上させるにあたり、Evidence-Based-Dentistryの重要性は既に多くの歯科医師が知るところとなっています。しかし、 「実際にどのように日々の臨床に取り入れたらいいのか分からない」といった悩みを抱えた方々は少なくなくありません。そのような悩みを解決すべく、How toセミナーが人気を集めているようですが、私たちは医療の本質とは何かを問い続け、より核心に迫った学びを重視しています。本研修では世界基準の科学的 根拠や専門医の存在意義を学び理解することを目的に、症例の評価・医院連携を行うための知識を深めてまいります。
日時 | 2016年8月7日(日)9:00〜16:00 |
会場 | 日吉歯科診療所 研修室 〒998-0037 山形県酒田市日吉町2-1-16 TEL.0234-22-1837 |
受講資格 | オーラルフィジシャン育成セミナー、または若い歯科医師のためのオーラルフィジシャン育成セミナーを受講した歯科医師 |
定員 | 50名 |
日時 | 2016/10/15(土)〜10/16(日) |
会場 | 酒田市民会館 希望ホール 〒998-0043 山形県酒田市本町二丁目2番10号 >希望ホールへのアクセス |
定員 | 1200名 |
参加資格 | ありません |
参加費 | ・1医院/1企業あたりの参加費です。1医院/1企業あたりの人数、職種に制限はありません。 ・参加費は、お申し込み日時でなく、ご入金の日時で決まります。 ◆オーラルフィジシャン育成セミナー修了、または受講中の医院 |
弁当 | 10/15:1,000円(1個) 10/16:1,000円(1個) |