インフォメーション

カニとカニカマ
~偽物がもてはやされる時代に、カニは何を思う~

本物と偽物。 その違いなんて、誰が決めるんだろう。
「本物は素晴らしい」と言いながら、手が伸びるのはスーパーのカニカマ。
気づけば、どこでも幅を利かせてる。

「味、似てるよね」って。
いやいや、似てる“だけ”なんだけどね。
「え、でもウマくない?」
「……うん、うまい(泣)」

でもまあ、そんな時代だ。
努力と中身より、パッケージとコスパ。
中身の詰まったカニは高いし、食べにくい、手も汚れる。
だから出番は激減。

一方カニカマは、取り出しやすくて、誰にでも好かれるよう設計されていて、
しかも「カニに似せてます♡」と謙虚なフリも完璧。

カニカマは常に考えている。
「あの人に近づきたい」「本物になりたい」ってね。
身を細くしてまで、赤く着色されてまで、カニになろうと必死。

でも肝心のカニはというと―― どこ吹く風で、
黙って湯にくぐらされ、殻ごとドヤ顔で鎮座している。

カニは、カニカマになろうなんて1ミリも思っちゃいない。
そりゃそうだ。カニだもの。
自分が“本物”であることに、疑いすらないんだから。

でも…なんということだろう。 その“本物”たるカニよりも、
“偽物”のカニカマのほうが人気を博してしまうことがある。
大量生産され、均一化され、スーパーで手軽に買える、あのカニカマが。

――あぁ、なんて理不尽。なんて無情。

世の中が求めているのは、もはや“本物”じゃないのかもしれない。
“それっぽくて、わかりやすくて、消費しやすいもの”。
これは食卓の話?
いや、たとえば医療現場でも、教育でも、広告業界でも――
あらゆる場面で見かける光景だ。

歯科業界のセミナーも然り。
本物の臨床家――つまり“カニ”たちは、多くを語らない。
プライドあるし、診療第一だし、そもそもSNSでバズるテンションじゃない。

でも、“それっぽいことを話すカニカマ”は違う。
喋る。映える。拡散される。
「成功しました」「自費が上がりました」「患者が感動しました」
とにかく見せる。魅せる。押し出す。

そう、“カニカマ系歯科医師”である。

講演会はキラキラ、パワポはグラフとキーワードで満載。
「予防の時代!」「MTMが臨床を変える!」 語られるのは、
どこかで聞いたような美しい言葉。 その構図、用語、ストーリー――
……あれ?これ、レジェンドの資料とそっくりじゃない?

そう、彼らは本物を「再現」している。
しかも、本人よりも“売れる”かたちで。
手軽に消費できるように、味も食感もチューニングして、
“カニカマのMTM”として提供しているのだ。

参加者は「なるほど!予防ってこうやるんですね!」と満足げにうなずく。
でもそれ、レジェンドが40年かけて育てたコンセプトを、
3時間で「消化しやすく加工」しただけ。
まるでカニの出汁を1ミリも使っていないのに「カニ風味」と書かれたスナックのように。

そして、その“加工”で稼いでいる。
講演料、オンラインサロン、教育プログラム、教材販売―― 全部、
「本物の味」を使って、でも中身は薄いまま、しっかりマネタイズされていく。
日本の得意技、加工業は、歯科でも健在だ。

いや、商売するなとは言わない。
でもせめて、カニのフリをして「俺が考えた」みたいな顔をするのはやめてくれ。
カニカマのように「カニに似せてます♡」と謙虚な姿勢を見せて欲しい。

レジェンドたちが、山のようなエビデンスと失敗の上に築いた知識を、
見栄え良くスライドに詰め込んで、「〇〇〇〇」と名前をつけて売る。
それって、もはや“再現”じゃなく、“盗用”では?

そして、講演受講者は“カニ”じゃなく、“カニカマ”に殺到する。
だってカニカマの方が、話がわかりやすいから。
面白いから。経営的に使いやすいから。

でも、その講演を聞いて、真面目な若手歯科医師が
「よし、自分もカニになるぞ!」と意気込んだとしたら……それが問題だ。
なぜなら、会場の8割が“カニカマをカニだと信じて帰る”から。

つまり、“偽物が本物のフリをする”だけじゃなく、
“偽物が本物として扱われる”時代になってしまっている。
誰も嘘をついていないのに、全体として真実からズレていく。

……これ、ちょっと怖くない?

だけど、業界はカニカマで潤う。
講演ビジネス、歯科雑誌、SNSバズ。ぜんぶカニカマが得意とする分野だ。

じゃあカニはどうするか? 静かに黙って、今日も臨床。
脚をちぎられながらも、黙って湯に浸かる。

わかる人にだけ、わかればいい。
そんな潔さすら感じるけれど―― でも、
その“わかる人”がどんどん減っているとしたら?

それは、ちょっと笑えない話かもしれない。

ベストか、安全か

C案を選ぶ歯科医師のジレンマ〜医院改革の幻想と現実〜

「手軽に変われる」と言われても、本当にそれで医院の未来は変わるのか?
日本の歯科業界では、医院改革に向けたさまざまな手法が提案されています。
中でも、多くの歯科医師が選ぶのは「無理なく導入できるC案」。

「現場に負担をかけず、今すぐ始められる」
「とりあえずできることから取り組もう」

こうした言葉は、一見前向きに聞こえます。しかし、その選択が本当に医院の成長につながるのか、それともただの現状維持なのか——。
本記事では、「変わりたい」と願う歯科医師が直面するジレンマ と、業界の停滞を生むC案ビジネスの実態、そしてC案が選ばれる背景にある日本の出来高払い型の健康保険制度と、歯科産業がC案を後押しする構造的な問題 について考察します。


  1. A案・B案・C案——歯科医院の改革の選択肢

医院改革の手法には、大きく分けてA案(抜本的改革)、B案(折衷案)、C案(手軽な改革) の三つの選択肢があります。

A案:本気で変わるための選択肢

A案は、医院の診療体制、経営戦略、スタッフ教育、患者対応を根本から見直し、持続可能な成長を実現するための改革 です。
これを選択する医院は、短期的な負担や混乱を受け入れる覚悟を持っています。
しかし、そのハードルの高さから、実際にA案を選ぶ医院はごくわずかです。

B案:変わったふりができる折衷策

A案とC案の中間に位置するB案は、一定の改革効果を目指しつつ、現場の負担を軽減する妥協策 です。しかし、これを選んだ医院の多くは、やがて「やはりC案のほうが無難だ」と流れていくのが現実です。

C案:最も選ばれ、最も変わらない道

そして、最も多くの医院が選ぶのが、C案。
「スタッフの負担を増やさず、患者対応も変えず、医院の現状を維持しながらできる改革」
このコンセプトは、医院にとっては魅力的に聞こえます。
しかし、これは本当に「改革」なのでしょうか?


  1. C案ビジネスの実態:「やっている感」だけを売る市場

「A案は大変ですよね。でもC案なら今日からできます!」
「無理なくできる改革から始めましょう!」
こうした言葉でセミナーやコンサルティングを売る歯科業界のビジネスモデルが存在します。
本当に医院のためになる提案ならば、なぜ業界全体は変わらないのでしょうか?

答えはシンプルです。
C案を選んだ医院は、「やっているつもり」 にはなれても、実際には何も変わらないからです。C案を提供するコンサルタントや歯科医師にとっては、「変わらないこと」こそがビジネスモデル です。C案を売ることで、歯科医師の「改革意識」を満たし、表面的な安心感を与える。しかし、その結果、医院の本質的な変革は先送りされるのです。


  1. C案を選ばせる「出来高払い型」医療制度の影響

日本の歯科医療は出来高払い型の健康保険制度 によって成り立っています。
この制度では、提供した処置の回数や種類によって報酬が決まるため、「質の高い医療を提供したから報酬が上がる」わけではありません。
つまり、診療の質ではなく、処置の回数が収益を左右する のです。

この仕組みの中では、A案のように時間をかけて予防歯科を導入し、患者教育を進めるよりも、従来通りの診療スタイルを維持したほうが経営的に安定する という現実があります。
そのため、多くの医院が**「経営リスクを冒してまで改革する必要はない」** という結論に至り、C案を選択してしまうのです。


  1. C案に群がる歯科産業と「低きに合わせる構造」

そして、C案を後押しするのは医院だけではありません。
歯科関連の産業界もまた、C案を推奨し、市場を支えているのです。

C案には人が集まりやすく、企業側にとっても商機が生まれます。
なぜなら、A案のような本格的な変革には専門知識と投資が必要 ですが、C案ならば「手軽に導入できるツール」「すぐに結果が出るマーケティング施策」といった形で、多くの医院にアプローチしやすいからです。

結果として、C案を選ぶ医院が増えるほど、業界全体が「変わらない方向」に向かって進んでいく。この構造が歯科業界に根付いたことで、「できるだけ変えないまま、それっぽく見せる」文化 が形成されました。

その結果、
・業界全体の停滞感
・抜本的改革を試みる医院の孤立
・世界標準な予防歯科の潮流との乖離
といった負の連鎖を招いているのです。


  1. A案を選ぶために必要な4つの要素

本気で医院を変えるためには、「覚悟」だけでは足りません。
以下の4つを揃えてこそ、A案を選択し、成功へと導くことができます。

  1. ビジョン:医院の未来像を明確にする
  2. 戦略:計画を立て、実行し続ける力
  3. リーダーシップ:院長が「変化の象徴」になる
  4. 環境:A案を実行できる土台を作る

A案を選ぶのは決して簡単ではありません。
しかし、本当に医院を成長させたいなら、C案ではなくA案を選ぶしかない のです。

本気で変わる医院と、変わるふりをする医院——あなたはどちらを選びますか?

情報の氾濫と、正しい判断をする力

承認欲求に溺れる歯科業界――評価という幻影に踊らされる現場
SNSが歯科医療を変えた今こそ、本当に価値のある治療とは何かを問い直すべとき。

歯科業界は、いつから「市場の評価」を過剰に気にするようになったのでしょうか。本来は、歯科医師の判断基準は科学的根拠に基づく診療技術と経験にあるべきです。しかし、SNSや口コミサイトの普及により、その軸は急速に揺らぎ始めています。

情報の流通速度が加速し、歯科医療に対する評価の基準は、かつての「医療的適切性」から「患者満足度」へとすり替わってしまいました。治療の正当性よりも、「利便性」「おしゃれ」「感じが良い」といった表面的な価値が求められ、それが市場での成功を決める指標になりつつあります。まるでSNSの「バズる」現象と同じ構造です。


歯科医院経営の落とし穴――「評価主義」に振り回される医療者

この傾向を加速させたのは、患者だけではありません。むしろ、歯科医師自身が「評価されること」に快楽を見出し始めたことこそが問題の本質です。検索アルゴリズムが、患者の関心に合わせた情報を優先的に表示することで、異論や慎重な議論は影を潜めます。「最新技術」「革新的治療」と称されるものがもてはやされ、それを導入しない歯科医院は遅れているかのような錯覚を抱かされます。


短期的なトレンドより、本当に求められる歯科医療とは?

しかし、流行の治療法や見た目の改善を優先するこの風潮は、歯科医療の根本を揺るがしています。本来、歯科医療は治療よりも 予防 にこそ価値があるはずです。それにもかかわらず、派手な広告戦略や「すぐに効果が見える」施術が持てはやされ、MTM(メディカルトリートメント) のような地道なリスク評価に基づいた診療システムは注目されにくくなっています。歯周病管理やリスクコントロールこそが、長期的に患者の健康を守る最善の方法であるにもかかわらず、「即効性」や「劇的なビフォーアフター」が求められる市場の中で、その重要性はかすんでしまっています。

SNS上では、「ホワイトニングですぐに歯が白くなる」「たった○回の治療で歯並び改善」などの即効的な成果を強調する投稿が溢れています。それに対し、「MTM による歯周病の進行抑制と治療」「定期メインテナンスによる健康維持」といった地道な努力は、どうしても見劣りしてしまいます。患者が「目に見える変化」にばかり意識を向けることで、歯科医療の本来の目的である 「生涯にわたる口腔の健康維持」 という視点が失われつつあるのではないでしょうか。


予防歯科の価値を再認識する時代へ

かつて、歯科医療の中心は「治す」ことにありました。しかし、時代とともに予防の重要性が認識され、「治療中心」から「健康管理」へとシフトしてきました。しかし今、SNSによる評価競争の中で、本来の歯科医療が再び「見た目の変化」や「即効性」といった短期的な満足に振り回されているのです。

これは、治療中心の時代に逆戻りしているのと同じではないでしょうか。むしろ、現代の歯科業界は、評価や市場競争を優先するあまり、せっかく築き上げてきた「予防歯科」の本質を見失いかけています。

今こそ、「痛くなったら治す」ではなく、「痛くならないように管理する」という本質的な医療の価値を再確認すべき時ではないでしょうか。技術の進化や情報の広がりが、歯科医療を単なる消費活動に変えてしまわないよう、歯科医師自身が判断基準を取り戻す必要があります。


情報の氾濫と、正しい判断をする力

新型コロナウイルスの流行期には、SNSを通じて「この歯磨き粉がウイルスを防ぐ」といった怪しげな情報が拡散されました。さらには、感染対策の是非をめぐって歯科医師の間でも激しい議論が繰り広げられました。これは、情報過多の時代において「何が正しいか」を見極める力が鈍っていることの証左ではないでしょうか。

この状況は、まさに明治時代の文明開化と重なります。当時、新技術の流入に戸惑う民衆を前に、福沢諭吉は「民情一新」の中でこう述べました。

「結局、我社会は、この変化とともに進むしかない」

しかし、それは単なる技術の受容を意味しません。むしろ、無批判に流されるのではなく、新技術が本当に価値あるものかを吟味し、適切に活用することが求められているのではないでしょうか。


歯科医院経営の未来――本質的な価値を見極めるために

今、歯科業界は大きな転換点にあります。SNSの評価に一喜一憂し、患者の「いいね!」や高評価を追い求めるのか、それとも、医療者としての倫理を守り、本当に良い治療を提供することに徹するのか。

SNSが歯科医療を変えた今こそ、本当に価値のある治療とは何かを問い直すべき時です。

―― それは、派手な治療ではなく、予防と継続的なケアの重要性を再認識すること。 承認や評価を他人に委ねない「弱い自立」ではないでしょうか。

評判の力
歯科医院が抱える口コミ依存の実態

評判の力:歯科医院が抱える口コミ依存の実態

「口コミ」という言葉に踊らされる現代社会。しかし、評判が人から人へ伝わる仕組みそのものは決して新しいものではありません。ただ、それを過剰に持ち上げ、すべての成功要因を口コミに求める風潮は、歯科医院においても例外ではありません。この現状は、歯科医療業界における課題や限界を浮き彫りにしています。

日本の医療法により、医療機関が広告で自由にアピールすることは厳しく制限されています。治療効果を保証するような表現が禁じられているため、患者同士の口コミが新規患者を呼び込む主要手段となっているのが現状です。しかし、これは本当に健全な仕組みなのでしょうか?口コミという名の「評判」に過度に依存し、実質的な医療の質や独自性が軽視されているのではないでしょうか。


選ばれる歯科医院になるために:本当に必要なことは何か?

患者が慎重に歯科医院を選ぶ現代、口コミの影響力が強いのは事実です。特に都市部では、過密な競争環境の中で医院が差別化を図ることは容易ではありません。しかし、口コミに依存する現状は、選ばれるための本質的な努力を怠る言い訳にも見えます。

ネット上の口コミは便利な情報源ではありますが、その匿名性は信頼性を著しく損ねる要因でもあります。多くの患者が参考にしている口コミ情報が、本当に医院の価値を正確に反映しているとは限りません。それにもかかわらず、歯科医院が口コミの「表面的な評価」にばかり目を向けているのは問題です。成熟した消費者社会において、歯科医院が本当に注力すべきなのは、口コミという「外向けの評判」ではなく、患者に選ばれるための根本的な実力ではないでしょうか。


口コミ対策としての院内改善:本質を見失う危険性

口コミによる評判を高めるために、院内のサービス向上を目指す取り組みが推奨されます。会計時のヒアリングやフォローアップの実施、患者との信頼関係の構築など、どれも一見すると正論に聞こえます。しかし、こうした対策は本当に患者のためになっているのでしょうか?それとも、口コミ評価を「操作」するための見え透いた手段に過ぎないのでしょうか?

患者の不満を「その場で解決する」と謳う取り組みは、ネガティブな口コミを防ぐための表面的な手法でしかありません。そもそも、質の高い医療と信頼できる治療結果を提供することが最優先であるべきです。その基本すらおろそかにして、口コミ評価の上昇に固執する姿勢は、患者本位の医療とは程遠いと言わざるを得ません。


ネット上の口コミ対応:応答が信頼を生むとは限らない

ネット上の口コミに対する対応も、賛否が分かれるポイントです。ネガティブな口コミに真摯に向き合い、ポジティブな口コミには感謝を示すことが推奨されていますが、それがすべての答えとは限りません。


対応しない場合のリスクは本当か?

  1. 信頼構築の機会を失う
    ネガティブな口コミに返信することで透明性を示せる、とされますが、その透明性が患者にどう評価されるかは未知数です。むしろ、過度に反応する姿勢は、医院が口コミに振り回されている印象を与えるリスクがあります。
  2. ポジティブな口コミの活用不足
    好意的な意見に感謝を示さないと、投稿者が軽視されたと感じる可能性があるといいます。しかし、それもまた患者に媚びを売る行為に映る可能性があります。医院が堂々とした姿勢を保つことが、信頼を築くもう一つの方法ではないでしょうか。
  3. 印象が一方的になる
    ネガティブな口コミが目立つことで評判が悪化するという指摘もありますが、本当に信頼される医院であれば、表面的な評価だけで選ばれるわけではありません。


改善に向けた真の課題

口コミを活用して医院を改善することが推奨されていますが、そのためには情報を精査し、本当に改善すべき点を見極める必要があります。患者が感じる不満の背後にある原因を分析し、医院の根本的な運営方針を見直すべきです。


まとめ

口コミは歯科医院にとって重要な要素ではありますが、その影響力を過信することは危険です。本当に必要なのは、口コミという「外向けの評判」を追い求めるのではなく、患者にとって信頼できる医院であり続けることです。

  • 短期的な評判操作ではなく、長期的な信頼構築を目指す
  • ネガティブな口コミへの過剰な反応を控え、医院の方針を明確にする
  • 質の高い医療サービスを提供し、患者自身が自然と医院を支持する環境を作る

これこそが、地域に選ばれる歯科医院の本当の姿です。口コミに依存しすぎる現状から脱却し、本質的な価値を高めることが、これからの歯科医療に求められる姿勢と言えるでしょう。

 

新年のご挨拶
~歯科業界におけるSNS活用とその影響~

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。2024年は、国内外で多くの変化があり、皆さまとともに新たな課題に取り組む一年となりました。
本年も引き続き、皆さまのご期待にお応えできるよう一層努力してまいります。皆さまのご健康とご多幸、そしてさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、ウクライナ戦争やイスラエルでの紛争、アメリカ大統領選挙、日本の首相選や衆議院選挙、さらには韓国での戒厳令など、国内外で激動の一年でした。また、日産自動車、ホンダ、三菱自動車の合併話が発表されるなど、ビジネス界でも注目を集める動向が見られました。

歯科業界においては、歯科医院数が減少する中、経営環境の厳しさが増しています。2022年の歯科医療費は3兆2275億円に達しましたが、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や人件費の増加が経営を圧迫しています。新規開業には8000万円から1億円程度の資金が必要とされ、リスクの増大が新規参入を鈍化させる要因となっています。この状況では、業界全体の減収が懸念されます。

さらに、社会保障費の膨張も深刻な課題です。昨年の予算ベースでは総給付額が137兆円、医療費は42兆8000億円に達しました。このままでは社会保障制度の破綻や医療費負担の増加が避けられません。保険給付対象の重点化やセルフメディケーションの推進が求められています。

一方、歯科業界ではSNSの活用が急速に進んでいます。X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどを活用し、治療法の紹介や患者体験の共有が盛んです。しかし、SNSには「フィルターバブル」や「エコーチェンバー」といった偏りの問題もあります。情報が評価や同意に偏ることで、多様な視点を失い、冷静な判断が難しくなるリスクが指摘されています。

たとえば、アメリカの大統領選挙では、インフルエンサーが広めた陰謀論が混乱を招き、連邦議会占拠事件に至りました。また、日本では兵庫県議会選挙において、SNS上の誤情報や極端な議論が選挙結果に影響を与えた事例があります。SNSは迅速な情報伝達を可能にする一方で、社会に大きな影響を及ぼすツールであり、その利用には課題も伴います。

情報伝達の速度が飛躍的に向上する中、人間の知性や判断力がそのスピードに追いつかず、発信の拙速化や深慮不足が目立つ傾向があります。このような状況が誤解や混乱を招くリスクを高める中で、歯科医院経営の向上には、SNSやネットを適切に活用するだけでなく、口コミやレビューなど他者の評価に過度に依存せず、自院の強みや診療方針を分析し、独自性を打ち出す主体的な取り組みが求められます。今年は、Windows95の発売から30年という「インターネット元年」の節目にあたり、この文明の利器を最大限に活用することで、歯科業界にとっての「経営向上元年」となることを期待しています。

本年も皆さまとともに課題に取り組み、共に成長していける一年となるよう努力してまいります。引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【開催終了】米国歯内療法専門医によるGPのための夏期講習会
意図的再植治療の教科書
-抜歯の前の最後の1手-

抄録

2024。今年も米国歯内療法専門医によるGPのための夏期講習会がやってきます。
エビデンスが蓄積している途上の意図的再植を、米国歯内療法専門医の松浦顯先生が、自身の国内トップレベルの豊富なケースを基に、GPでも明日から結果が出やすいケースから困難なケースまで分類して解説します。

松浦先生からのメッセージ

この歯は治療が必要です! と意気揚々と歯内療法を始めたものの、患者の痛みが取れないどころかゴールが見えず、もうこれくらいで… 治らないので抜きましょう… と言う悪魔の言葉? を患者に告げたことはないだろうか?

歯科医師ならその人生で1度は経験することだろう。
が、ちょっと待ってほしい。

どうせ抜くなら、
根の先を(3mm)切断して、
逆から形成して、
逆根充して、
その歯を戻せよ(再植しろよ)!

と言いたくなる。

そんな治療は大学では教わってない、と言う方は私のHPの数多くの抜歯を逃れた症例を見てほしい
まつうら歯科医院 歯内療法専門室

Intentional Replantation(意図的再植)、アメリカではLast Resortとも呼ばれている最終手段だ。
夏の講義では、Intentional Replantationを基本から復習し、症例ごとに簡単なケースから難しいケースまで分類して皆さんに伝えることを目的としている。…いまだ存在しない、Case Report的な教科書だ。

数々の症例を見て、Last Resortに賭ける臨床家になるか、見放してネジを入れ込むかはあなた次第だが、歯牙を保存する意味もこの講義を通じて伝えられればと思っている。

歯牙を本気で保存したい先生の受講を望みます。
そして講義の最後には、歯内医療に対する私の哲学をご紹介したいと思う。

今までの非常識? を常識に? 変えましょう。

 

講師:
松浦 顯先生 MATSUURA Akira

  • 2002年
    長崎大学歯学部 卒業
  • 2006年
    医療法人社団精密会 まつうら歯科医院 開業
  • 2016年
    南カリフォルニア大学歯内療法学大学院 卒業

日本に数人しかいない、米国歯内療法学会の認定専門医。福岡市博多区にて根管治療を始めとする歯内療法のみを専門で行う歯科医院、「まつうら歯科医院・歯内療法専門室」を開設。

>まつうら歯科医院 歯内療法専門室

 

モデレーター:
加藤 大明先生 KATO Hiroaki

  • 2003年
    福岡県立九州歯科大学卒業
  • 2021年
    北欧歯科こくら院長

大学院で予防歯科の研究を行った後、日吉歯科診療所で予防歯科臨床を学ぶ。北欧歯科こくら院長。
>北欧歯科こくら

 
 

開催概要

開催方式

会場+オンライン(ハイブリッド開催)

日時

2024年8月4日(日)
10:30〜15:30(10:00開場・昼休憩あり)

会場

御茶ノ水トライエッジカンファレンス >ホームページ

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目2−5 御茶ノ水Nkビル 11階
tel. 050-1865-4512

定員

50名(会場)

特典

  • 会場参加の方もオンラインでの復習(振りかえり視聴※1週間)が可能です。配信は8/21からを予定しております。
  • 会場参加、オンライン参加の方に後日講義資料を配布いたします。
 

参加費用(税込み)

軽食費用を含みます

クレセルクライアント様は開催翌月にクレセルよりご請求します。別途の銀行振込は不要です。

お振りこみ先

三菱UFJ銀行
春日町支店 店番062
普通 0053352
クレセル株式会社

  • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いいたします。
  • お申しこみは入金をもって確定とさせていただきます。
  • ご入金後のキャンセルになった場合は、いかなる理由でも返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。
  • 領収書は発行いたしません。金融機関の振り込み明細書をもって領収書の発行に代えさせていただきますことをご了承ください。
 

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【開催終了】セミナー:もう一度見直したい!患者さんの「やる気」

このセミナーでは「伝えること」と「伝わること」とを区別しながら、患者さんと目的意識を共有できるように工夫してきました。その事例を紹介します。皆さんの取り組みについてもシェアいただければ、より有意義な場となるでしょう。ご自身の医院に「これはすぐに活用できる」というお土産を持ち帰っていただくことを目的に進めます。

セミナー「映画鑑賞と歯科講演で周術期の歯科医療を考える」を開催しました

2024年1月28日に御茶ノ水トライエッジカンファレンスにてセミナー「映画鑑賞と歯科講演で周術期の歯科医療を考える」を開催しました。

静岡県立静岡県がんセンター歯科口腔外科部長の百合草健圭志先生の講演「がん口腔支持療法」に続いて、映画「ケアを紡いで」を鑑賞し、がん治療の支持療法における歯科の役割について理解を深めました。
セミナー情報

 

新年あけましておめでとうございます

長かったコロナ禍を経て、皆様におかれましては、文字通り通り晴れ晴れとした気持ちで新年をお迎えのことと存じます。
私は旧年中の煩さな事でヒートアップした頭を連日の寄席通いで冷やし、心機一転、社会に予防歯科を繋げていく所存です。

寄席の空間は頭をクールダウンさせるメリットだけではなく、私たちが未来社会像の中で見落としていることに気づかせてくれます。
というのは、作年、話題作となった、多和田葉子さんの献灯使の中で描かれている高齢者が脆弱な心身の若者をケアする未来社会像が、現実のものとしてそこには存在しているからです。
内閣府が示すところの1.3人の現役世代が高齢者1人を支える未来社会とは違い、多くの高齢な落語家たちがエンタメを通じて日常生活に彩りを添える役割を果たし、現役世代の人々のメンタリティーを支えているドキュメンタリーが展開されています。
Socity5.0のフィジカル空間では年齢による従来の区分は意味をなさず、ケアできる人がケアを必要とする人にケアを届け、それを支える基盤がAIを主体とするサイバー空間である社会像がSocity5.0ではないかと、寄席の空間から想像が膨らみます。

日本ではSocity5.0をはじめとして、社会や経済の停滞を科学技術の振興によって突破しようとする考えが根強く、歯科業界もその例外ではありません。
現代史を振り返ってみると、人材育成及び活用を含めて人文・社会科学をどう扱うかという点で考えるべきことが多々残されていることが理解できます。
歯科業界でも馴染みが深いスウェーデンの予防歯科などは、その最たるもので、むし歯や歯周病の病因論や予防歯科学の研鑽と並行して人文・社会科学を基盤とした社会システム改革がスウェーデンの歯科医療の品質向上に影響を与えています。
歯科医療・処置はAIの介入を受けにくい労働集約的分野ですから、変革の基礎となるのは人文・社会科学的知識であり、そのための教育・振興にもっと力を注ぐべきではと思います。

それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

クレセル株式会社 伊藤日出男

令和6年能登半島地震により被害に遭われたみなさまへ

インフォメーション | 2024年1月5日

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された皆様ならびにそのご家族、関係者の皆様に対してお見舞い申し上げます。

被災された皆様の安全と被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

クレセル株式会社代表取締役 伊藤日出男

私たちの力を削ぐ呪いの言葉「8020」と決別しよう!

年が明け、またひとつ歳をとってしまう。「人生経験を積む」と言えば聞こえはよいが、私の場合、ただ世馴れただけのようで年々物事に新鮮味が感じられなくなっていく。流行りの楽曲を聴いても誰かのパクリに聴こえるし、映画を観ればどれも旧作のリメークに思え、SNSで評判の歯科セミナーを視聴すれば「あんなのは90年代にさんざんやった・・」と、ウンチクを垂れたくなる。知らなければ楽しめたのに、知っているばかりにつまらなくなってしまう。

これを「知恵の悲しみ」と呼ぶらしい。若い頃は知恵を身につけることに喜びを感じていたが、知恵がいったんつくと、世の中に新しいものがなく、すべてが虚しい繰り返しに思えてくえる。歯科商業誌はその最たるもので、何かが変わったと感じないどころか、焼き直し企画ばかりで腹がたってくる。こうした傾向は脳の老化現象かもしれないと思い、「毎日脳活・脳ドリル」を手にしてみたが、つまらないことを通り越しセンチメンタルになってしまう。

そういえば日本社会にも同じようなことが。最近は「失われた30年」というフレーズを聞くことが多くなった。最初は「失われた10年」だった。私が歯科業界に足を踏み入れたころで、バブル経済崩壊以降に経済停滞が続いた1990年代を指す言葉だが、経済停滞も私の業界キャリアもとうとう30年まで延びてしまった。日本社会は「失われた30年」の間「成長」も「追いつけ追い越せ」のメンタリティも失ってきたが、歯科業界はさらに深刻で、良い方向に変わっていく感覚さえも失っているように感じる。

一体どうすればよいのだろうか。遠い昔、予備校の授業で、現在では万葉集研究の第一人者となった中西進先生から、万葉集の歌は「読むのではなく詠むもの」「ただ言葉を求めよ。そうすれば感情がついてくる」と教わった。そのときはまるで部活の円陣での掛け声のようだ、と思う程度だった。

感情より先に言葉を求めよということか。例えば、歌を詠もうと花を見てまず感動しようとする。が、感動しない。老化で感性が鈍くなったのか、などと思うことなかれ、感動しなくても「いとおもしろき」と声にして半ば無理やり感情を引き出すのである。おもしろいから「おもしろい」と言うのではない。「おもしろい」と定めて声にしてみれば、おのずとおもしろみを感じてくる(はず)。

さあ、ここから何を始めよう? 「失われた30年」は、AIやDXで「生産性を上げること」や「働き方を変えること」で、良い方向に変えられるだろうか。それさえも工業立国日本のJapan as Number Oneへの見果てぬ夢の匂いがする。もう私たちはノスタルジーから離れて原点に還り「生き方を変えること」、万葉集に倣い「声を出す」ことでしか、何も変わらないのではと思う。

なにはともあれ、まずは「おめでとう」。そう口にして、おめでたい気持ちで年の初めを迎えよう。続いて私たちの力を削ぐ呪いの言葉「8020」と決別し、「KEEP28」と声にして、来年こそは、歯科業界と社会が共に良い方向に変わっていく感覚をもう一度呼び覚ましましょう!

年末年始休暇のお知らせ

インフォメーション | 2016年12月1日

年内の業務は12月28日(水)までとなります。
12月29日(木)~1月4日(水)はお休みとさせていただきます。
新年の業務は1月5日(木)からとなります。
よろしくお願いいたします。

ウェブサイト運用サービスのご報告

インフォメーション | 2016年8月22日

2016年8月
クレセル株式会社

弊社では、従来のSEO対策や医院様のご要望待ちのウェブサイト運用サービスでは、患者や生活者からの支持を得られないと考え、今期(2015年9月~2016年8月)から医院様の取り組みや特色を積極的に引き出す運用サービスに切り替えさせていただきました。
弊社ではかねてから、歯科医院経営にとっては再診率・定期管理率が最も重要で、その数字はウェブサイトのアクセス数とページビューに反映される、と考えているからです。GP歯科の新患は、他院からの流出患者が大半です。自院の再診率・定期管理率が上昇すれば、競合歯科の新患率は下がり、結果として自院の新患率は維持上昇し、コンプライアンスの高い患者も増えて、自由診療率も自ずと上昇すると考えております。
このサービス方針に基づき、今期においては3ヶ月ごとに新たなコンテンツのご提案を行いました。その結果、前年同月比でクライアント医院様の平均アクセス数は806→835に、平均ページビューは2,239→2,334にアップしましたことをご報告いたします。
本サービスは、今期同様のサービス方針に基づき、引き続き来期(2016年9月~2017年8月)もクライアント医院様の管理費用・更新頻度に基づいて、公平にサービスをご提供させていただく所存です。

今期コンテンツサービス

  • 院長インタビュー(2015年9月~12月)【実施医院様数 29】
  • 歯周病イラストor求人コンテンツ(2016年1~3月)【実施医院様数 14】
  • ホワイトニングページ(4~6月)【実施医院様数 28】
  • 「お口から健康へ」ページ追加(7~9月)【実施医院様数 21】

クライアント医院様からは、各回わかりやすいイラストを使ったページレイアウトが好評でした。その反面、処置や業務の説明の例文が標準的で、かえって医院独自の文章に直すことが大変だったとの声も聞かれました。コンテンツのご提案後、医院独自の画像や動画などが送られてくることも多く、クライアント医院様と弊社が、相互で医院ウェブサイトを更新・構築していく仕組みができ、風通しの良い関係を築けたことが最大の収穫でした。

来期上半期コンテンツサービス

  • 求人ページ(2016年9月~12月)
  • ケア用品販売ページ(2017年1月~3月)

※今期実施したコンテンツサービスのご要望も随時受け付けております。

弊社では今後も歯科医院様の実態に即したウェブサイトサービスをご提供させていただきますので、ふるってご参加ください。また、ご意見等いただけましたら幸いに存じます。

来期もよろしくお願いいたします。

第13回塩田義塾総会(2016年)のご案内(2016.7.24)

インフォメーション | 2016年6月2日

講演要旨

「訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント」

超高齢社会を歩む日本では、高齢者福祉の充実が図られています。介護保険などの法整備も整い、在宅介護や在宅医療が始動するなかで、歯科界でも訪問診療は社会的ニーズとして注目されています。

厚生労働省は、要介護状態の未然防止と医療費削減という両面から、介護予防を重視する制度改正を行ってきました。歯科界では「口腔機能の向上」すなわち口腔リハビリテーションが介護予防サービスのひとつとして導入されました。そのリハビリテーションにおいて、有床義歯装着が効果的だという報告もあります。

ただ、義歯は人工物だけに難点もあります。患者さんの有床義歯に対する訴えでよく耳にするのは、「はずれる」「噛めない」「痛い」の3つであります。

今回はこのような症状を訴える患者に対する舌接触補助床等を含めた口腔機能の回復または維持・向上を図る有床義歯治療のポイントについて解説させていただきます。

20160602

日時:2016年7月24日(日) 10:00~16:00
会場:全国町村会館 第2会議室(東京都千代田区永田町1-11-35)
講義:(午前)塩田 博文 塾長
講演:(午後)岡崎 定司 先生(大阪歯科大学 欠損歯列補綴咬合学講座教授)
演題:訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント

詳しくはこちら

クレセルクライアント様向けの新サービス

インフォメーション | 2012年11月20日

先月までのメールマガジンをクライアント様へさらに拡張すべくこの度、クライアント様向けのサポートサイトを開設いたしました。

今までメールだけの情報発信でしたが、これからはWebサイトの中で皆様にさらに有益な情報を発信できるようになりました。

 

クライアント様専用のサービスサイト

現在、ご覧のサービスサイトは「ベータ版」という試験運用を行っているところです。

URLさえ知っていれば誰でもご覧いただけるサイトになっています。

サービス開始後にクライアントの皆様から使い勝手などのご要望を頂戴し、

IDとパスワードで管理された会員制サイトへアップグレードする予定です。

 

メールマガジンの内容をいつでもどこでも

インターネット環境にさえあれば、メールマガジンの内容やクレセル主宰セミナーのご案内、

その他、歯科医院経営に有益な情報をリアルタイムでお届けいたします。

外出先や診療の合間など、いつでもどこでも医院経営のエッセンスをお届けいたします。

 

患者の抱え込みの為の会員制サイト構築をお考えの先生へ

一定数の新規患者を獲得している歯科医院では、その後のリコールや再初診率など患者の

抱え込みに革新的なシステムをお考えの先生も多いのではないでしょうか?

 

患者向けイベントやノベルティなどでの抱え込みに限界を感じている医院様、

そしてモチベーションの高いスタッフがいるのにブログの更新程度しかITを活用できていない

歯科医院様へ向けて「患者抱え込み会員制サイト」のご相談を承っております。

詳しくはお問い合わせください。